KurashiHistory

時空で語る新世界の魅力(奇跡を感じる新世界とは)

「新、世界の中心で愛を叫ぶ。」 新世界 ジャンジャン横丁の町おこしをご紹介

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前回の記事で、じゃんじゃん横丁から始まった、愛をテーマにした新世界の町おこしをじゃんじゃん横丁の大西代表にお聞きしましたが、今回は、他にも過去に行った町おこしをの裏側を教えていただいたのでいくつかご紹介いたします!(注:現在は撤去されています)


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Q 印象に残っている街おこしのためにやった活動はありますか?

今は、じゃんじゃん横丁は、全部のお店に店舗が入っていますが、

当時、ジャンジャン横丁の一部が30メートルほど駐車場の壁になってしまっている時がありました。

その時は、天王寺美術館に対抗して、ジャンジャン横丁美術館にしようと。

そのイベントのため1枚だけ大きな絵を書いてくれた人が、いました。

それは、うちの娘なんですけど、高校で芸術を専門に勉強をしていたので
「貼ったるから友達と一緒に、絵描いて」と言うたら大きい絵を描いてくれました。

その後に、募集をかけたら、貼りたいと応募してくれる人がたくさんいました。
特徴的だったのは、畳6畳くらいの大きな絵を飾ってくれという人もいました。

 

●今昔写真展

昔の写真があるんだけど、現在の写真と比較すると面白いかもしれない

というメンバーの提案がきっかけとなって写真展の企画が始まりました。

 

昔の通天閣と、今の通天閣を比べられるようにしました。

それも、図書館で見て、写真は持って帰れないから図書館で写真を撮らせてもらって、昔の写真と同じ構図で現在の写真を撮って、見比べられるように引き伸ばしたりした。


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駐車場が、商店街の中にあるのは本当に困ってしまっていましたが、逆に壁があるからこういった展示会ができました。


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●ジャンナリエ

ジャンジャン横丁の通りを電気を落として、イルミネーションの飾りをつけて、神戸のルミナリエに対抗して「ジャンナリエ」。

 

舞台作って、道路上に舞台をセッティングして、歌手に来てもらって歌ってもらったり、司会を知り合いの漫才師にやってもらいました。

 

(点灯前)

(点灯後)

 

 

●商店街の名前アンケート

「ジャンジャン町」、「ジャンジャン横丁」どちらの名前がいいかを、アンケートを取ったりしました。ジャンジャン横丁』が多数派を占めた。


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こんな形でやってると、ほんまにお金がかからないんです。
この時は、ほんまに楽しかったぁ。

 

ビリケンさん仕様の真実の口
真実の口を参考にして、ビリケンさんの顔を作って口の中の文字を触って当てたらその恋が成就する。

真実の口も、必要な材料をコーナンに行って、3バカの一人が作ってくれたんです。

●ふれあいコンサート

私が主導でやったことで言うと、ブラスバンドのコンサートを開催した。
日本橋でイベントがあって、中学校のブラスバンド部が演奏をしていた。
それが結構上手くて、これをうちの商店街でもできないかと考えました。


浪速区の小学校、中学校、高等学校の吹奏楽部を集めてコンサートを毎年、8月に開催していた。スパワールドの階段を上がったところを借りました。

 

スタッフは、もうほとんどボランティアですよね。

準備には機材を運ばないといけないから、暑い中、汗だくになってやっとったわ。


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新世界の最大のイベント言うたら、新世界子供夏祭りがあって、これは一大イベント。

浴衣があったら、昔の古い衣装で、それも新しいデザインにしました!

 

 

 

 ●愛のロープ
引っ張り合う両方のロープがでて、恋人同士が引っ張り合って見事同じひもを引っ張れば二人の相性はバッチリというという装置を作りました。

 

 

(インタビューを通じて)

イデアを現実化させる行動力と、愛をテーマにしたものを、お金をかけずに手作りしながら、創意工夫で作り上げていく。

 

アホ3人と大西さんは仰ってましたが、実際の写真を見たらそのクオリティの高さに、町を盛り上げて若手を大事にしたいという本気度が伝わってきました。

 

ひとつひとつの知恵と工夫の積み重ねが

 

今の新世界の町の盛り上がりに繋がっていると知った時

 

今のじゃんじゃん町に行くと聖地巡礼の気持ちで、本当に行くだけで楽しくなります!

 

写真提供:新世界の情報ブログ、じゃんじゃん横丁ホームページ

 

 

大西煙草店

定休日:火曜日