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時空で語る新世界の魅力(奇跡を感じる新世界とは)

新世界でモデルにデザイナー!?異色の経歴を持つ「穂波みさ」さんにインタビュー


奈良市内でトータルヒーリングサロン「neige felicite(ネージュ フェリシテ)」を主宰されながら、モデルや美容家として活動されている穂波みさ(ほなみ みさ)さん。

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元々ファッションデザイナーであり、ご自身のブランドも立ち上げられた方です。「大阪コレクション」や「神戸デザイナーコンポーズド」等に出展し、若手のデザイナーとして注目を集められていました。 呉服屋の家系に生まれ、ジバンシィのデザイナーだった母、アパレルの品質管理士だった父に育てられる。今は亡き叔母は、雑誌で活躍するモデルだったそうです。

それでは、そんなファッション業界の申し子のような家庭で生まれ育った「穂波みさ」さんについてインタビューして参ります。


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<穂波みさ (本名:米澤 美佐)さんの略歴>

1999年、フリーデザイナーとして独立。
「FABRIC CONTENTS」設立。オリジナルブランド-Misa Yonezawa-展開。

「大阪コレクション」「福岡アジアコレクション」「New commer Collection」出展。

大手商社&アパレルメーカーとデザイン企画契約。
(※PINK HOUSE、Baby PINK HOUSE、(株)セシールダナキャランニューヨーク他)

TV・雑誌・新聞など多数取材掲載。
(NHK他、SAVVY、装苑、SPRING.MOMO、WWD JAPAN、読売新聞、繊研新聞、他) 。

Q デザイナーになったきっかけは?

17歳の時に、自分が恋愛で色々あって、「死にたい」て思った時がありました。

その時に、手に職をつけて、自分にプライドを持って、一人で生きていける自分の好きな仕事を持ちたいって思った。

私も、最初は、とても繊細だったんですけど、ちょっとずつ、逞しくなって芯のようなものを作ってきたような気がします。



Q デザインを勉強する時に大事にしていたことは?

私は、パターンメイキングや、数字が弱くてイメージから入るタイプでした。

だから、好きなブランドの服を、買っていろいろ構造を見るために、分解したりしてました。
モード系のデザインの服もすごい好きだったので
コムデギャルソンの服を分解してみたりして、どういう構造になるのかを学んでました。

それが、自分にとっての「デザインの教科書」でした。


母もジバンシィのデザイナーで、オートクチュールで作ったりしていたのでこだわりはとても強かったみたいです。 今でも、服や着物のことについてはうるさいですね。(笑)

母は、呉服屋として古風なものとかを大切にしていたので、私がモードでイメージで制作したりするのでよく怒られてました。 そういう家庭の環境の中で教えられてきたような気はしますね。

実家は、石膏でミロのヴィーナスがあるのが普通の環境でした。

子供のころから、アートやデザインってものが身近にあったのが今に生きているのかもしれないです。


Q デザイナーとしてのこだわりは?


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自分の生活の環境の中でパッと閃いたり、直感で降りてきたりする。 今は、昔みたいにデザイナーとしてショーなどを開催しているわけではありません。 でも、モデルや、美容家として活動していく中で いまだに映像や音や空間のイメージなど新しいものが降りてきたりする。 そういった直感やイメージが元になって、それをどう表現するのかを意識しています。 Q  デザイナーとして立ち上げたご自身の会社「ファブリック・コンテンツ」ですがこの名前にはどのような思いが込められているのでしょうか?


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ブランドは、自分の名前を入れたのですが。 名前の由来は、 ファブリック(素材)・コンテンツ(中身、内容) 料理でも、噛めば噛むほど味が出る。 テーマは、コントランス的な表情を着崩したバランス感です。
アバンギャルドのようなものや、ほっとした癒しになるものそのような違ったテイストをどうバランスを取るのかを大切にしていました。 エステでは、癒しを与えるものと、 モデルでは、活動的なもの。
画像で言えば、インスタでも、ここの構成で切ればおしゃれになる。 でも、人が立ってたら野暮ったくなる。 どう見せたらかっこよくなるのか。 そう言う、バランス感は自信があります。

 

Q 自分のイメージを上手く表現できた一枚はありますか?

 

外での風景をうまく使って、TERUAKI TAKAHASHIさんとのブランドの近未来的なイメージの良さを違った側面から表現したいと思って撮影した画像です。これは上手く撮れてたと思います。

 

www.instagram.com

 自分を軸に表現できているときとできていない時があります。

ファッションショーでモデルを選ぶ時は、イメージに合う、合わないすごいうるさいことを言ってた。

美人なだけじゃなくて、アートっぽい雰囲気を持った女性がなど。 自分がいざモデルの立場に立ってみるとこんな難しいことをみんなやってくれてた。 頭の中でイメージは出てくる。 いざ、自分がやってみると、 足の長さが足りないなど、いろんな欠陥だらけでした。 それぞれの気持ちがわかったりするので今は、トータル的に表現する時は考えています。 クリエイターとして、エステ美容家として、モデルとして活動したことを生かしてサポートをすることが多いのかもしれません。