伝説のイベント「ツムテンカク」 新世界の街に新しい文化を生み出した街おこしイベント
ツムテンカクは、町おこしと言う意味では
参加した規模やクオリティ、歴史的な意味あらゆる意味でタイミングが重なり起きた伝説のイベントです。
新世界連合会、「近藤会長」と当時、事務局のメンバーであった「なにわ小町」の高橋さんにインタビューをさせていただきこの伝説のイベントについて語っていただきました。
(近藤会長)
(高橋さん)
まずは、ツムテンカクのイベントとは何かその全体像についてお伝え致します。
●ツムテンカクとは?
新世界の街でいろんな人が「縁」を作ったイベント。
「積む」とは、いろんな人が「思い」が「積み重なって」できたが「ツムテンカク」
「私、ツムテンカク参加しました」って人がたくさんいる。
このイベントを通して初めてたくさんの人が、この街とのご縁が生まれました。
ツムテンカクとは、大阪・新世界を舞台に繰り広げられるクリエイターたちの自主イベント。
2011年、2012年、2013年、2015年 過去4回開催されており、クリエイターの自己発信の場として、さらにクリエイターと企業、団体とのつながりの場として広がりを見せました。
表現者ではなく、事務局がデザイナーやクリエイターなどの名だたるメンツが集まったかなり大きなイベント。
近藤会長が、「ツムテンカク」について振り返ると
新世界の中で未だかつて「ツムテンカク」を超えるイベントはない。
ツムテンカクのきっかけとは?
「通天閣の展望台でイベントをやった」クリエイターグループが、当時街の町おこし活動を積極的にしていた近藤会長とグループの代表の藤田さんと偶然会ったところがきっかけ。
クリエイターの一つのイベントではなく、新世界の町のあちこちで同時進行で進めることになった。
町が関わったことで大きなイベントになった。
Q ツムテンカクの特徴とは?
「点」と「面」の違いになった。
「点」としては、通天閣で一番最初に開催されたのは、「点」のイベントだったが
新世界の街が関わり、「面」になった時点で広がり方が無限になった。
デザイナーやクリエイターの人も、街の至る所でイベントをしていたが
新世界の街の人もイベントに積極的に参加をしてくれ
新しいイベントがどんどん生み出されていきました。
例えば、
・新世界で初めてのバル
・新世界ゲートボールのアート展示が行われ
・ヘアスタイリストらが女性モデルを不細工にしてからきれいにする「ブサイク☆チェンジ」
・「超(SUPER)★マーケット」では、100組以上のクリエーターが出展。
アート作品、デザインプロダクト、懐かしいものなどユニークなものを販売され、「現代の闇市」とまで言われました。
⚫ツムテンカクの注目ポイント
きっかけが、クリエイターが集まってできた新世界の街の象徴でもある「通天閣」の展示会であったこと
キーワードは、この3つです。
「ご縁」
「100周年」
「新世界の人の人情」
1、ご縁
「デザイナー」と「街の人」のご縁でスタートし、ご縁が集まり、いろんな人の思いが積み重なって実現したイベント。ボランティアの人や学生から、町の人まで、その規模は年は年を追うごとにどんどん大きくなって行きました。
2、100周年
新世界の街、100周年という難波区100周年という大きな時代の節目に開催されたイベントであること。大きな歴史の節目ということもあり、新世界だけではなく行政、学生、街の人、デザイナー。あらゆる人が集まりました。単純に人がたくさん集まって盛り上がったと言うより、そのイベントのオリジナル性を生み出しました。
3、新世界の町の人の人情
入ってきたばかりの若い人クリエイターや新しくご縁があってイベントを開催された皆様を支える人情と街を盛り上げるパワーのある街の人々が協力しあったイベント。
ご縁であった集まった人と今まで町おこしを頑張ってきた新世界の街の人との連携も取れ、無限大とも思えるような大きなパワーが生まれました。
(画像引用)
ツムテンカク公式サイト
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