奇跡を感じる町 新世界
今回の記事では、
町に住んで商売する方々へのインタビューを通じて
いかにこの新世界が「奇跡的な」町なのかということに感じたので
感情的で、抽象的な文章かもしれないですが記事にさせていただきます。
あくまでも、私が感じた新世界です。
私は、初めて新世界の町に足を踏み入れたのは2023年です。
それまで、新世界という町に対して
西成の隣のあると言うだけで勝手に怖いイメージを持っていました。
でも、実際に新世界に来てそのイメージは根本的に変わりました。
第一印象は、
とても活気があって、思った以上に観光客で溢れて、外国人や若い人もたくさん居て楽しそうな町にだし、串カツがたくさんある。
くらいものでした。
そこで、初めてお店でインタビューをさせてもらったのが、新世界の会長のお店でした。
そこで、近藤会長から、町の記事を書く時は
「過去、現在、未来」で記事を構成すると面白くなると教えてもらいました。
https://kurashi-net.hatenablog.com/entry/2023/04/05/175734
最初はとても近藤会長はとても面白い人だけど、歴史を深く知ることの意味はよく分かりませんでした。
ただ、少なくとも
歴史を知ることでより新世界の見え方が変わりました。
新世界というレトロな町でおしゃれなお店があるのも、
地元で生まれ育った人がこんなオシャレなカフェがあったらいいなと思って作ったカフェとなんだと思うと、見方が変わりました。
その後、インタビューを通じて
町おこしの歴史を中心に
町と店主の方々の思いを知ることで
人によって新世界の町の見え方が違うこと気づきました。
2000年あたりは、新世界は、町がガラが悪く怖いイメージがあって、街全体が危機感を持っていました。
そんな状況の中でじゃんじゃん横丁から新世界町全体の町おこしが始まり、町を良くして行きたいという活動が広がっていったそうです。
その流れが実は繋がっていて
ファッションデザイナーの高橋さんに取材をさせていただき
この新世界が
「行ってはいけない町から、行きたい町」に変わったということを知ることができました。 詳細はこちら
https://kurashi-net.hatenablog.com/entry/2023/06/11/233309
そのおかげで、
「家族連れが笑って歩いているところ」
「修学旅行生が並んで観光している」
「若い女の子や、男の子が色んなところで飲んで、笑って新世界を楽しんでいる」
こんな何気ない風景が本当に、
町おこしや、串カツや通天閣の観光地化と言った、新世界でできた新しいサービスや商売今まで色んなイベントや思いが積み重なってできている風景だということがわかりました。
そのときに、色んな人がこの新世界の町が好きで町おこし
マイナスだったものをプラスに持っていくしかも、ほとんどお金を使わずに町の人の工夫と新しい可能性を受け入れる懐の深さに奇跡を感じました。
「点」と「点」が「線」になって今という町の見え方が変わり、自分もそのひとつ点になって
町に来た思い出を作ることができました。
これからは、そんな何気ない新世界の町の風景。
でも、新世界の魅力が本当にたくさん詰まっているそんな風景を
少しずつ、記事にしてアップして行きます。
そんな見方もあるんだな
というひとつ新世界の町の魅力を知るきっかけになれば嬉しいです。